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留守番中の事故と16の対策

 , February 01, 2023
慣れたお家の中でも事故が起きることがあります。また地震のような災害はいつ起こるかわかりません。愛犬がお留守番の最中に怪我や事故が起きないよう何に注意すれば良いのでしょうか。
ここでは起こる可能性のある事故と対策のアイディアを紹介します。

爪の怪我

毛足の長いカーペットやカーテン、ケージや家具など爪が引っかかってしまうことがあります。またはソファなどから飛び降りた時に爪が折れしまったり、取れしまうことがあります。犬の爪には血管や神経が通っているため、深く折れてしまうと痛みや出血があります。普段から爪が長くなり過ぎないように注意すること、狼爪があるわんちゃんは爪の切り忘れにも注意して下さい。

ソファから飛び降りる時の怪我

ソファや椅子から降りる際に、関節を痛めてしまったり骨折をしてしまうこともあります。愛犬のサイズや年齢にもよりますが、ソファに乗ることが多い場合はステップやスロープを設置してあげると良いかもしれません。

滑りやすい床

犬にとって滑りやすい床はとても危険です。爪の手入れをしておくこと、滑りやすい床には犬用のマットやカーペットなどを敷くなどして下さい。ソファや椅子などから犬が着地する場所は特に注意して下さい。

誤飲、誤食

お留守番時の困り事の一つに誤飲・誤食があります。普段はケージにいても抜け出してしまい、ゴミ箱を漁ってしまったり、床に落ちていた物を拾い食いしてしまったりなどで体調を崩す場合があります。
お留守番時の脱走対策についてはこちらをチェック
お留守番時の誤食対策についてはこちらをチェック

コンセント、コードからの感電、火災

コンセントの位置は犬の鼻先にあることが多いので注意が必要です。コンセントカバーを利用したり、犬が近づけないようにしておきましょう。電気コードを噛んでしまうことも危険です。感電や火災の原因になりかねませんので、犬の届く範囲に置かないことや、カバーを利用するなどして予防して下さい。

熱中症

外出する時にはエアコンをつけるほどではないと判断しても、日中気温が上昇してしまうとお留守番時に熱中症になってしまうこともあります。
お留守番時の熱中症・脱水症対策はこちらからチェック

物が落下してきたり、家具が倒れたりする

地震対策として家具や冷蔵庫、テレビなどを固定している方は多いと思います。ケージの場所は食器棚や本棚などの中身が落ちてこないよう横並びに設置するなど工夫が必要です。
地震がなくても犬が遊んでいたり何かでパニックになって棚や机にぶつかると置いている物が落ちてくる可能性があります。花瓶などの落ちたら危ない物は犬が近くにくる場所には置かないようにして下さい。
 

キャスター付き家具が動く

地震が起こると物が落ちてくるほかに、キャスター付きの家具が動くことがあります。ロックなどを利用して動かないようにしましょう。


不安から狭い場所などに隠れてしまう

地震は犬にとっても恐ろしい出来事でしょう。また雷や花火などを怖がる犬は多いです。犬はストレスを感じた時、少しでも安心できる場所に隠れようとすることがあります。
普段からクレートに慣れさせておき、いざという時に愛犬が安心して隠れられる場所になっていると安心です。

抜け出せなくなる事故

何かでパニックになってしまったり、シニア犬などで思いもよらない場所に入ってしまい抜け出せなくなることがあります。また紐状のものなどに引っかかって動けなくなることもあります。
犬に入って欲しくない場所のドアは閉め忘れのないようにして下さい。椅子の脚など家具の形によっては、体や頭がはまってしまう物があるので確認が必要です。

室外へ脱走してしまう

犬にとって安全に設置したケージでも脱走してしまうと困ってしまいます。万が一家の外へ脱走してしまった時のため、マイクロチップ装着や迷子札は普段からつけておくのが安心です。
お留守番時の脱走対策についてはこちらをチェック

停電の可能性

地震や雷などの災害時、停電が起こる可能性があります。夏場などエアコンが切れてしまうと、室内の気温が上昇し熱中症になってしまう可能性があります。冬場にも室内が寒くなってしまう場合、特に老犬や子犬の場合には注意が必要です。
留守番時の熱中症対策についてはこちらをチェック

割れたガラスなどによる怪我

地震などの災害でガラスなどが割れ怪我をする可能性があります。飛散防止フィルムなどを利用するのも良いかもしれません。

帰宅が遅れる可能性

地震や大雪などの災害時だけではなく、思わぬ理由で帰宅困難になる場合があります。一人暮らしの飼い主さんの場合、ご近所の親類や犬友達などと連携が取れるような繋がりを作っておくと万が一の際に助けてもらえるかもしれません。

稀なケース、もしくは地域によるかもしれませんが蜂などが気づかないうちに家の中に入ってしまっていた場合、追いかけてしまい刺されてしまうこともあるようです。

ガスコンロをつけてしまう

こちらも稀なケースではありますが、押すタイプの点火スイッチのガスコンロがペットによって着火され火災を起こした事故が実際に発生しています。万が一起こってしまうと大事故になりますので注意して下さい。

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