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Life With Dogs

留守番時の困り事、噛むのをやめさせたい!

 , January 29, 2023
犬のお留守番時のトラブルの一つに「物を噛んでしまう、破壊してしまう」ということがあります。
物が壊れてしまうダメージだけではなく、破片を食べてしまう恐れや怪我をする可能性もあります。愛犬が笑顔で尻尾を振り出迎えてくれても、後ろに千切れた物の残骸が広がっていると疲れが増してしまいますよね。

犬にとって噛むという行為とは

犬にとって噛むという行為はとても自然なことです。
噛むことによって顎を強くし、歯を清潔に保ちます。犬にとっては噛むこと自体が楽しかったり、心細かったり心配な時、退屈な時何かを噛んだりします。
また、歯の生え変わり時期の子犬にとってはお口がムズムズして何かを噛んでいたくなります。
ではお留守番の際、あなたの愛犬はどうして物を噛んでしまうのでしょうか。
  • 噛んで遊べるオモチャがない
  • 退屈している
  • 噛み心地が良いものがあった
  • 噛んでいい物、良くない物の区別がついていない
  • 歯の生え変わりなどで、何か噛みたくなっている
  • 怖いことがあったり、嫌な音がするなど恐怖心から
  • 飼い主がそばにいなくて不安 (分離不安症)
分離不安症や恐怖心が要因に考えられる場合、とても強いストレスを感じている可能性もあります。信頼できる獣医さんや専門家に相談をして下さい。

犬の届く範囲に噛まれて困る物を置かない

犬が安全に暮らせる環境を用意するのは飼い主の責任です。お留守番などで目が届かない場合は特に気を付ける必要があります。
犬の専用部屋、ケージやサークルなどを利用して犬の場所を作り、犬が快適に過ごせるようにブランケットやベッド、おもちゃ、お水などを用意し安心して過ごせる環境を作ります。脱走が得意なわんちゃんには、抜け出さないような工夫が必要になります。
フリーで過ごす場合は、愛犬が物を噛まないようになるまで、噛む可能性のある物は扉や蓋のある物にしまい、犬が届かないようにする必要があります。
コンセント、電気コードなどは犬が噛み易い位置にあるものも多く、又感電や火事などの重大な事故に繋がる可能性があります。使わないコードは抜いて置き、コンセントキャップなどを使用したり、モールやボックスを使用したり、ケーブル保護用チューブや保護管などを使用してみるのも良さそうです。
トイレシートをビリビリに破ってしまう場合は、物理的にシートが取り出せないようにメッシュカバーがついているトイレトレーなどもあります。
ソファや椅子などの家具で移動が難しい場合は、犬の嫌がるスプレーなどをかけておくなどの方法があります。噛む場所にアルミニウムホイルを巻くことは、お留守番時なので万が一の誤飲を考え避けた方が良さそうです。

犬が疲れている状態がベスト

たっぷりお散歩をした後や、ドッグパークで遊んだ後、頭を使った遊びをした後など、犬が心地よい疲れを感じている状態でのお留守番は体力回復のためにもゆっくり寝ていられるので理想的です。

噛んでも大丈夫なオモチャを与える

犬が噛んで遊んでいられるようなオモチャをあげて下さい。その際、噛んで破壊してしまうような物では危険ですので愛犬にあったサイズ、素材のものを選んで下さい。
[お留守番におすすめの玩具の種類リスト]はコチラ
[犬のお留守番に向いていないおもちゃ]はコチラ

知的な遊びが出来るようなオモチャを与える

パズルのようなもので犬が頭を使ってオヤツを食べる仕組みは、しばらくの間おもちゃに夢中になってくれるかもしれません。また頭を使って考える作業は犬に良い疲れをもたらします。

バックノイズをつけておく

工事や雷など犬が不安になってしまう音がする可能性がある場合は、あらかじめラジオなど音の鳴るものをつけておくと安心する犬もいるようです。

噛んではダメな物を教える

普段から一緒にいる時に、犬が何か好ましくない物を舐めた時や口にしようとしている時に「ダメ」と教えてあげ、噛んでいい物を渡してあげるようにします。「ちょうだい」や「離せ」のコマンドを教えてあげると、もしも良くない物を口にしている時に役に立ちます。
犬を叱ったり、大きな声を出したり、力で奪い取ることをすると、”自分の見つけた自分の物”を取られまいと、威嚇したり隠れられる場所に持っていたり、急いで飲み込んでしまおうとするかもしれません。
また、”かまってもらえる”や”追いかけっこをしてもらえる”と学習してしまうこともあります。

叱らない!

犬にお留守番をさせた後に、物が壊されているのを見つけた時でも犬を叱らないで下さい。まず何を怒られているのか犬は理解しません。それどころか飼い主さんに恐怖心を抱くようになるかもしれません。もしも犬が「犯人顔」のような態度をとっていても、それは人側のストレスを感じ取って不安になっていたり緊張しているからかもしれません。

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