ビューワー・テリアとは
ビューワー・テリア(Biewer Terrier)は1984年、ドイツのフンスリュックで誕生しました。20年間にわたりヨークシャー・テリアを飼育し、ショーに出場していたヴェルナー&ガートルード・ビューワー夫妻は、劣性パイボールド遺伝子がヨークシャー・テリアに発生したことをきっかけに、最初のビューワー・テリアを作り出しました。
基礎となった犬は、どちらもブルー・アンド・タンの「ダーリン・フォン・フリーデック」と「フルー・フォン・フリーデック」という犬達で、この2頭の交配により1984年に最初のブルー、ホワイト、ゴールドのビューワー・テリア、「シュネーフロックヒェン・フォン・フリーデック」という名前の犬が生まれます。そして1986年、「ビューワー・ヨークシャー・テリア・ア・ラ・ポンポン」という名前で一般公開されました。その後、遺伝子調査によってビューワー・テリアはヨークシャー・テリアとは別の遺伝子を持っていることがわかります。ビューワー・テリアは「伝統的な血統書の代わりに、科学が提供する遺伝データの収集というツールを使って、「純血種」であることが証明された初めての例」と言われています。