ダックスフンドって・・・
ダックスフンド "Dachshund" とは dachs = アナグマ、hund = 犬の意味で、ドイツ語で「アナグマ犬」の意味を持ちます。 <歴史>ダックスフンドは16世紀初頭にドイツで小動物を狩るために生まれました。当時、農業において家畜を襲ったり農作物を食べてしまう小動物は大きな問題でした。特にアナグマは地下に穴を掘って隠れてしまうため捕獲が難しかったと言われています。そこで、古来より飼われていた猟犬Bracken(ブラッケン)の中で地下で獲物を追える犬を交配していき、アナグマや小動物の狩猟に優れた犬を開発しました。18世紀までは「アナグマ犬」は立ち耳であったり、サイズも大きい犬がいたりと、外見よりは狩猟の成績によって繁殖されていたそうです。その後、18世紀までにTachs Kriecher(意訳「這ってアナグマを捕る」)、Tachs Krieger(「アナグマキャッチャー」)と呼ばれる犬たちが登場します。またダックスフンドはアナグマ猟だけではなく、ウサギや狐、陸上で怪我や病気の鹿などを追跡する仕事にも優秀であったそうです。19世紀になると、ドイツ以外でも広く知られるようになります。イギリスのヴィクトリア女王は孫のドイツ皇帝ヴィルヘルム2世を通じダックスフンドを知りファンになったと言われています。アメリカにも持ち込まれ、愛玩犬としても人気を高めていき、1885年にはAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)にも登録されます。ドイツでは、1888年にEmil Ilgner博士、Klaus Graf Hahn氏により「Deutsche Teckelklub 1888 e.V.」が設立されます。
長い年月をかけて、長毛種、ワイヤーヘアード、スムースコートなど、さまざまなサイズや被毛のタイプが開発され現在9つのタイプが存在します。忠実で愛情深く、住居のサイズも選ばず、さまざまな生活環境に適応出来ることでも人気の犬種になりました。ダックスフンドの特徴である、短く曲がった足は穴を掘り地下を素早く移動するためであり、胸囲も動物の巣穴へ狩りに入れるかを示すものと言われています。また吠えて獲物を追い出したり、時に向かってくるアナグマに怖気ない勇敢さなども祖先から受け継いでいる特徴と言えます。2000年代に入って日本での人気が高まる一方、ドイツでは飼育数が激減した時期があった | アナグマ犬 |
ソーセージドッグとかウィンナードッグとか言われたりする | ヘルニアには気をつけて |
伏せかお座りかわかりにくい | 体のサイズは3サイズ |
勇敢 | 吠えてお知らせ多い |
大きい犬は苦手な子が多い傾向 | 大きな垂れ耳 |
大量ではないけど抜け毛はある | 好奇心旺盛 |
好戦的なわけではない | 家族大好き |
恥ずかしがり屋ではない | 意志が強い |
決断力もある | 特にダックスフンドと仲良くなれる |
狩猟本能もある | 番犬にもなれる |
短足 | 穴掘り好き |
筋肉質 | 胴長 |
被毛はスムース、ワイヤード、ロングヘアード | 賢い |
遊び好き | 闘争心はあるけど攻撃的ではない |
雨の日はお腹も相当汚れる | 頑固な子が多いかも |
黒いお目目 | ドイツ |