イースト・ヨーロピアン・シェパードって・・・
20世紀初頭、ソ連軍がドイツから輸入したジャーマン・シェパード・ドッグを軍用犬として使用したところ、極寒地域に耐えられないということがわかり、ソ連の極寒の冬にも耐えられるジャーマン・シェパードを目指し繁殖計画(VEO計画)が現在のベラルーシで始まりました。
1930年〜1950年代に選択的繁殖が行われた結果、犬種が確立され固定化されました。犬種の作出にあたっては、イースト・シベリアン・ライカや土着のシェパードなどとの交配で耐寒性を、マスティフ・タイプの犬との交配でサイズやパワー、護衛本能を強化したと言われています。
ロシア名のヴォストーチノ・エヴロピースカヤ・オブチャルカ ( Vostochno Evropeiskaya Ovcharka ) からVEOと呼ばれる | 主に軍用犬、警察犬、ガード・ドッグとして開発された |
以前はブラックのみだったが、現在では他の色も認められている | 体重大体
オス35-60kg、メス30-50kg |
体高大体
オス66-76cm、メス62-72cm | 別名:ベラルーシ・オブチャルカ、ロシアン・オブチャルカ、ヴォストーチノ・エヴロピースカヤ・オブチャルカ
(オブチャルカはロシア語でシェパード) |
旧ソビエトの国々以外ではとても珍しい | 要人の護衛、国境警備などにおいてはイースト・ヨーロピアン・シェパードはエキスパートとされる |
旧ソビエト |