ボビー(Bobbie)は1920年代の犬のヒーロー
オレゴン・シルバートン - 1924年の2月のある日、2歳のコリーのミックス犬が自宅のドアの前に現れた。家族はとっても驚いた。なぜなら6ヶ月前に家族で旅行したインディアナでボビーがいなくなってしまい、それ以来ずっと行方不明だったからだ。汚れ、ガリガリに痩せ、ボロボロに疲れ果てたボビーは自力で自宅まで歩いて来たようだったという。地元紙『the Silverton Appeal』はこのボビーの国内横断の話を掲載し、人々に広めた。ボビーは"驚きの犬(Bobbie the Wonder Dog)"や"シルバートンのボビー"と言われ何百ものファンレターを受け取ったという。またボビーの特徴からボビーが歩いているところを目撃したと言う人々も出てきた。オレゴン愛護団体の職員は目撃情報などから、ボビーは実際に冬の厳しい寒さの中、自宅に帰ろうと4,500キロ(2,800マイル)を移動したと調査結果を出した。ボビーは多くの人に祝福され、メダルや宝石のちりばめられたハーネスなどなどのプレゼントを受け取ったという。1927年ボビーが息を引き取ると、ポートランドの市長が賛辞を贈りオレゴン愛護団体の名誉の元に埋葬された。View Larger Mapソース:Oregon Encyclopedia - Oregon History and Culture