注意を向けたい(飼い主が見てくれたなどの経験から)
以前尻尾を追ったことで人が笑ってくれたり、話しかけてくれたり、又は叱られたりなどの経験から尻尾を追うようです。止めさせるには尻尾を追いかけている犬を"完全無視"をすることが大事だといいます。そして普段から出来るだけ愛犬と接しコミュニケーションをとるようにしてみて下さい。退屈している(運動不足、刺激不足)
毎日の散歩のコースを長くしてみたり、ドッグ・パークや普段行かない場所に連れて行き、体力的、精神的な刺激を与えてあげると良いかもしれません。又は尻尾を追いかけるよりも楽しいこと(おもちゃやゲームなど)を教えてみては?興奮している(興奮のリアクションとして)
興奮する原因に落ち着かせ、リアクションをやめさせるトレーニングを。不安(尻尾の怪我を経験していて気になってしまう)
気持ちを落ち着かせるためのレメディなどを試してみるのも良いかもしれません。怪我や疾患、刺激を感じる(尻尾、肛門、後ろ脚などの怪我や皮膚疾患、痛みや痒みがある場合)
専門家に相談してください。神経学的疾患(自傷行為や精神運動てんかんなど発作に関連する場合)
専門家に相談してください。またある研究*で自分の尻尾を追いかける犬達の血液サンプルを調べたところコレステロール値(HDL、LDL共に)が驚くほど高いことがわかったそうです。研究者によると、コレステロールが"ムード"や"行動"に関連するセロトニンなどの脳ホルモンの流れに影響しているためではないかといいます。またブル・テリアやジャーマン・シェパード・ドッグの血統で尻尾を追う行為が多く見られることから、遺伝的な性質も関係しているようだといいます。もしも愛犬が自分の尻尾を"執拗"に追いかけている場合は、原因を取り除くことが大切な尻尾を守ってあげることに繋がります。犬がどういう理由で尻尾を追っているののかを観察し、必要ならば訓練士さんや獣医さんに相談してみて下さい。*2009年Journal of Small Animal Practice[Serum lipid concentrations in dogs with tail chasing]参照:University Of Saskatchewan