歴史
初期のヨークシャー・テリアとされる犬は19世紀中頃、炭鉱や綿工場にいるネズミを捕まえる仕事をしていた。当時のヨーキーは現在の2倍ほどの大きさだったという。ヨークシャー・テリアは1861年に『ブロークン・ヘアード・スコッチ・テリア』としてイギリスで登場した。『スコッチ・テリア』はスコットランドから来たテリアの意味だが、ヨークシャー地方で大きく発展したテリアであることから1870年には「ヨークシャーテリア」で知られるようになる。（当時のドッグ・ショー及びケンネル・クラブ・スタッドブックでは「ラフ・アンド・ブロークン・コーテッド・、ブロークン・ヘアード・スコッチ・アンド・ヨークシャー・テリア」と呼ばれていたが長過ぎて混乱をまねくと不評だった）ヨークシャー・テリアの発展には数種類の犬種が交配されたと考えられている。スコットランドからヨークシャー地方に仕事探しに来た機織り達が連れていたウォーターサイド・テリア（長めで、ブルーグレーの被毛をもった小型のテリア）とオールド・ラフ・コーテッド・ブラック・アンド・タン・イングリッシュ・テリア（マンチェスターにいるテリア）、ベイズリー・テリア、クライズデール・テリアがヨークシャーテリアの誕生に関係していると考えられている。また現在のヨークシャーテリアが確立するまでにはマルチーズやスカイ・テリアも交配されたと言われている。被毛
色：主にスチール・ブルーと呼ばれるブルーとゴールド（豊かなタン）をもつ
抜け毛はない（ブラッシングなどで抜け落ちる毛はあるが床に舞い落ちる抜け毛は少ない）
ストレート（艶がありシルキーな手触り）
