カナディアン・エスキモー・ドッグって・・・
トゥーレ人が約1000年頃、ソリと犬を連れベーリング海峡を越え北アメリカ、グリーンランドに移動した際に連れて犬を祖先に持ちます。4000年前にはいたと思われますが、その頃はソリ犬ではなく主に猟犬として使われていたのではないかとも言われています。2015年、調査によりグリーンランド・ドッグとカナディアン・イヌイット・ドッグは地理的には離れていますが、遺伝的には同じため同種であるという結果が出ています。
少ない食料で重い荷物を長距離運べる優れたソリ犬で、北極圏の探検家などに人気が高かったのですが、スノーモービルが使われるようになると大幅に数を減らしました。また、カナダ政府の政策により大量の犬達が殺されました。1970年代に入り、カナディアン・ケンネル・クラブや熱心な個人により犬種保護行われ絶滅を免れました。
カナダ | スピッツ・タイプ |
ソリ犬 | レッド、ホワイト、グレー、ブラック、ブラウン、又はこれらの色のコンビネーションなど |
巻尾 | 別名カナディアン・エスキモー・ドッグ |
パワフル | 運動沢山必要 |
寒いのが良い | イヌイットの人達にはイヌクティトゥット語で「犬」という意味の「クイミグ(Qimmiq)」と呼ばれる |
暑い場所は苦手 | 嗅覚にも優れアザラシ猟などに使われることもある |
カナダ・ヌナブト準州の「州の犬」とされている | 体高大体~70cm |
体重大体30-40kg |