ブル・テリアって・・・
中世から「牛攻め」や「牛いじめ」と言われる牛に闘犬をけしかける見せ物がイギリスで大変人気があり、ブルドッグなどの闘犬が生まれました。
そしてブルドッグのパワーにテリアの素早さを持たせるため、ブルドッグにテリアを掛け合わせます。様々なタイプのブルドッグ-テリアのミックスが生まれ、スタッフォードシャー・ブル・テリアなども登場し、ブル・テリアも作出されました。
1830年代に動物への残虐行為として闘犬を禁止する法律ができると、大型の動物ではなく犬同士を闘わせる闘犬競技(ギャンブル行為)が行われたそうです。その行為も厳しく取り締まられるようになると、見た目が洗練され闘争心のない犬達が繁殖されていきます。イングランド・バーミンガムのジェームス・ヒンクス氏が1862年のバーミンガムのドッグ・ショーに出したホワイトのブル・テリアは「ホワイト・キャビア」と呼ばれ脚光を浴びました。ブル・テリアは卵形の頭を持ち、愛情深く愛嬌のある見た目で映画やマスコットなどでも人気の犬種になっています。
イングランド | 家族大好き |
ブラック・ブリンドル、ホワイト、レッド、レッド・アンド・ホワイト、ホワイトなど | 活発 |
筋肉質 | パワフル |
卵型の頭 | 立ち耳 |
小さな三角の目 | 飼い主といつも一緒にいたい |
白いブルドッグや今は絶滅したホワイト・イングリッシュ・テリアが関連していると言われている | 「ホワイト・キャビア」と呼ばれたヒンクス氏のブル・テリアにはダルメシアンの血統が入っているのではないかとも言われる |
体高大体53-56cm | 体重大体23-32kg |