イタリアン・コルソ・ドッグって・・・
コルソ・ドッグは今は絶滅したギリシアのモロサス・ドッグにまで辿れるとも言われ、ローマ軍がマケドニア戦争の際に見つけ、軍隊と共に戦える闘犬を作る目的で連れ帰ったという説があります。また古代ローマの属州があったブリタンニアからも闘犬であるパグノーズ・ブリタンニア(絶滅)を輸入し、ローマン・パグナクス(Roman Pugnax、ローマン・モロシアン)を改良したそうです。コルソ・ドッグはこのローマン・モロシアンの軽いタイプの子孫だとされています。(重いタイプはナポリタン・マスティフの祖先と言われています)
時代が変化していくと、コルソ・ドッグは市民と共に暮らすようになり、猪や大型の動物の狩り、家畜や領土などの護衛犬として使われてるようになります。イタリア国外ではほとんど聞くことのなかった犬種ですが、イタリアの文化の一部でした。第二次世界大戦後、数を大きく減らし、20世紀中頃には絶滅したと思われていました。1970年代、愛好家達はイタリアの田舎に標本となる個体を見つけ、20世紀前半にいたようなコルソ・ドッグの復活を遂げます。
ブラック、グレー、フォーン、ブラック・ブリンドル、グレー・ブリンドル、レッド、チェストナット・ブリンドル。ブラック・マスクやグレー・マスクもあり | 体重大体
オス45-50kg
メス40-45kg |
体高大体
オス64-70cm
メス60-66cm | 優秀な番犬 |
別名カネ・コルソ。カネ(Cane)はイタリア語で犬、コルソ(Corso)はラテン語の”cohors”に由来し「護衛者」の意味を持つ | 家族が大好き |
抜け毛はある | 沢山の運動が必要 |
知的な遊びも好き | 社会化大事 |
祖先犬は古代ローマの軍隊の犬部隊で戦う犬と言われている | 賢い |
領土や家族を守る | イタリア |