スモール・ミュンスターレンダー って・・・
19世紀中頃に発達したと考えられていますが起源ははっきりとしていません。銃猟以前の貴族達の鷹狩りの犬から発展したとも言われています。ドイツで狩猟の法律改正の後、ハンターが増加し狩猟犬の系統的な育成が行われるようになり、新たなジャーマン・ポインティング・ドッグの繁殖が始まります。1870年頃の報告によると、ドイツ・ミュンスター地方に長毛のスパニエル種で万能な猟犬(ヴァッハテルフンド - ウズラ犬)がいたそうで、この地方では以前から的確なポイント、獲物探求能力、優れた嗅覚、回収作業が行える能力で知られていたといいます。
1912年、数名の狩猟貴族達や、詩人であったHermann Löns氏と兄弟のEdmund氏などにより「ミュンスター地方で何十年も前から繁殖されていた、長毛で小型のポインティング・ドッグの血統を守り普及させる」ことを目的として、「Verband für Kleine Münsterländer Vorstehhunde」(スモール・ミュンスターレンダー・ポインティング・ドッグ・クラブ)が設立されました。当時は、生まれ持った異なる狩猟本能を重視し発展していったため、当時は犬種の特徴が固定されていませんでした。1921年にFriedrich博士によりスタンダードが作成されてからは、今日でも基本的に変わらない特徴を保っています。
ドイツ | 家族大好き |
子供も大好き | ダブル・コート |
活発 | ブラウン・アンド・ホワイト、ブラウン・ローン |
泳ぐの大好き | 賢い |
フレンドリー | 猟犬としての本能が強い |
大勢でワイワイするのが好き | 運動必須 |
俊足 | 名前が似ているがラージ・ミュンスターレンダーが小型化したものではなく、別の犬種 |
体高大体
オス52-56cm
メス50-54cm | 体重大体17-26kg |