犬が犯人顔をするのはどうして?
どうして「ギルティ・ルック」をするのか?
ギルティ・ルック(犯人顔)は犬同士でも見られます。1匹の犬が怒っている場合、相手の犬は更なる怒りをぶつけられ、怪我を負わないためにギルティ・ルック(犯人顔)をすることで、相手を平和的に宥めようと試みます。飼い主を見て犯人顔を見せる場合、「何が原因かわかりませんが、怒ってます?なんかごめんなさい。平和的に過ごしましょう。どうか落ち着いて!(傷付けないで!)」と訴えているようです。盗み食いをした物や壊したソファに対して「罪の意識」があるわけではないけれど、「怒られる予感」を察知していることが理由でギルティ・ルックをするとと言えそうです。多頭飼いしている場合、1匹だけがギルティ・ルックをする場合はその子が犯人だからではなく、その子が一番飼い主さんの感情に敏感なだけかもしれません。犬を傷付けたことはないのに愛犬がギルティ・ルックをする場合は?
過去に犬を叩いたり傷付けたことなどないのに、どうして?と思う人もいるかも知れません。犬にとっては身体的なことだけではなく、怒鳴るなどの怒りの表現も恐怖の対象になります。いつもの優しい飼い主さんから聞いたことがない大きな声を聞いてびっくりしてしまう、口調や目つきが怖い、態度が粗々しいなどを敏感に感じ取っているのかもしれません。犬は悔い改めない
反省しているように見えても、自分が引き起こしたトラブルについて罪の意識があるわけではないので同じ環境、状況になれば、またトラブルを起こしてしまうこともあります。犬がお留守番するときは、犬のケージや部屋などを用意して安全地帯を作ったり、事前に散歩に行ってエネルギーを発散させたり、口に届く範囲に物を置かないなどの対策をして下さい。