シニア犬で体重減少が考えられる7つの理由

Wanwans, December 02, 2022

犬がシニア期に入り、体重が増えてきたと感じる飼い主さんが多いですが、ダイエットをしているわけでないのに、体重が落ちてくるシニア犬も珍しいことではありません。特に、超高齢と言われる年齢層になると体重減少が目立つようになります。

　しかし、意図していない場合は犬の体からの危険信号かもしれません。予定外の体重減少が起こる理由には、犬の健康に関する問題が隠れている場合もあります。

では、犬に起こる体重減少の原因はどういうことがあるのでしょうか。

寄生虫

シニア犬だけではなく、すべての年齢でかかる可能性がある原因の一つ。寄生虫が何らかの形で犬に寄生してしまうと、その種類によって様々な症状、例えば下痢や食欲減退などと共に、体重減少が見られる場合が多くあります。

若い犬でも癌になりますが、シニア犬になるとより身近な病気になってきます。癌による体重減少だけではなく、癌がもたらす痛みによって食欲や活動が減る事による体重減少も起こる可能性があります。

腎臓は再生しない臓器のため、破壊されている組織が多くない場合は症状は急激な体重減少が見られることはあまりありません。多飲多尿、吐き気、食欲減退、体重減少などの症状が出ている時には既に進行している状態と考えられます。

咳が出る、疲れやすくなる、眠りが浅くなる、呼吸が荒くなる、失神してしまう、お腹が膨れてくるなどの症状の他に体重減少が見られることがあります。

症状として多飲多尿、食欲があるにも関わらず痩せていくなどの症状が見られます。

嘔吐や下痢などが続く場合は、様々な理由が考えられます。まずは獣医さんに相談を。または、吸収不良や消化不良などで原因で体重が減ってしまう場合も。

口腔の問題を抱えると、痛みから思うように食べれないことがあります。また、口腔の細菌は体内を巡り他の臓器の疾患を招く可能性があります。悪臭を放つ口臭や歯茎から出血するなどが見られる場合は、獣医さんに相談を。

シニア犬のお世話や暮らし方など