チヌークって・・・
ニュー・ハンプシャー州の冒険家アーサー・トレッドウェル・ウォーデン氏(Arthur Treadwell Walden)によって生み出された犬になります。
ゴールド・ラッシュの最中の1896年、ウォーデン氏はアラスカへ行き6年間過ごしました。その後、故郷に戻った後にアメリカ原産でパワーがあり、タフで忍耐強く、そしてフレンドリーで優しい気質の犬を作りたいと考えたそうです。
基礎とした犬はRobert Peary提督のグリーンランド・ハスキーとマスティフ/セント・バーナード・ミックスの農場犬で、この子犬達の能力の高さ、愛情深さは素晴らしく、かつてアラスカで率いていたソリ犬のリーダー犬の名前「チヌーク(Chinook)」に由来し犬種名としたと言われています。この犬が全てのチヌークのルーツとされています。
ウォーデン氏が1947年に他界した後、この犬種も数を減らし一時は絶滅の危機がありましたが、愛好家達の努力により2013年にはアメリカン・ケンネル・クラブに登録されています。
アメリカ合衆国 | 家族大好き |
子供も大好き | 他の犬とも仲良く出来る子が多い |
抜け毛もある | 番犬になる |
鳴いてお知らせ得意 | ソリ犬 |
ニュー・ハンプシャー州の犬 | 垂れ耳になるか立ち耳になるは生後4~5ヶ月にならないとわからない |
人を喜ばすのが好き | レッド・ゴールド、フォーン、タウニー、グレー・レッド、シルバー・フォーンなどにブラック・マズルが多い |
賢い | 1965年、ギネス世界記録に「最も珍しい犬種」とされたことがある |
「チヌーク(Chinook)」とはネイティブ・アメリカンの言葉で「暖かい風」の意味。又、コロンビア川流域に住む部族の総称 | 体高大体53-69cm |
体重大体20–41kg |