ジャーマン・スピッツって・・・
FCI(国際畜犬連盟)では、ジャーマン・スピッツはキースホンド、ポメラニアンと共に一つの犬種に分類されています。同じ祖先を持つとされていて、石器時代の「ピート・ドッグ(Peat Dog)」又は「トーフフント(Torfhunde)」を祖先に持つとされています。ピート・ドッグとは人と何らかの関係を持って暮らしていた最古の犬の一つで、湿地帯から化石が見つかっていることから「沼地の犬」の意味を持ちます。
現在のドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方では番犬としてスピッツがいたと1450年に言及があります。
現在のドイツになる前、歴史の中で分かれていた様々な国でそれぞれ繁殖、発展していきましたが、よく吠える番犬として各地で活躍していたようです。荷車と併走して守ったり、夜に店番をしたり、荷船の番をしたりなどサイズや色が違うスピッツ達がいました。キースホンドもその一つになります。
平民の犬として活躍していましたが、18世紀にはイングランドの王侯貴族でも人気が高まりました。
しかし世界大戦が始まると急激に数を減らしてしまいます。1970年代になり大きい白いポメラニアンやキースホンドなどを使い、犬種が復活しました。ジャーマン・スピッツ・グロース体高大体43-55cm,体重大体17-18kg,中〜大型犬,被毛の色 : ホワイト、ブラック、ブラウン |
ジャーマン・スピッツ・ミッテル体高大体30-40cm,体重大体7-11.5kg,中型犬,被毛の色 : ホワイト、ブラック、ブラウン、オレンジ、グレー、その他の色 |
ジャーマン・スピッツ・クライン体高大体24-30cm,体重大体3-5kg,小型犬,被毛の色 : ホワイト、ブラック、ブラウン、オレンジ、グレー、その他の色 |
FCI(国際畜犬連盟)では下記3つがジャーマン・スピッツとされている
1.ウルフスピッツ/キースホンド
2.ジャーマン・スピッツ3サイズ(グロース、ミッテル、クライン)
3.トイ・スピッツ/ポメラニアン | 中央ヨーロッパにおいて最も古い犬種の一つと言われている(紀元前6000年頃、人と共に暮らしていたと思われる化石が見つかっている) |
吠えてお知らせ大得意 | 従順 |
抜け毛あり | 攻撃性はない |
活発 | 社会化大事 |
賢い | 退屈だと吠えて知らせる |
飼い主といつも一緒にいたい | ドイツ |