ダンディ・ディンモント・テリア って・・・
ルーツについての詳細は不明。イングランドとスコットランドの国境地帯で発達したテリア。17世紀頃からアナグマやカワウソ猟に使われていたそうで、ジプシーの間で人気が高かったそうです。1700年代にノーサンバーランドのホリーストーンのアラン一家により繁殖されていた犬達が現在の犬の基礎になっていると考えられています。
1815年、スコットランドの詩人であり小説家のウォルター・スコット卿の「ガイ・マナリング(Guy Mannering)」という本に「ダンディ・ディンモント」という名の農夫と彼の6頭の犬が登場します。スコット卿はスコットランドとの国境地帯をよく知っており、この地帯でネズミ、イタチ、キツネ、アナグマなどを捕まえる、勇敢でダブル・コートの胴長のテリアがいることを知っていました。この小説に由来し、ダンディ・ディンモント・テリアと名付けられました。
イングランドとスコットランドの国境地帯( Anglo-Scotissh Border) | タフ |
ダブル・コート | フレンドリー |
小説「ガイ・マナリング」に登場する6頭の名前は「オールド・ペッパー、オールド・マスタード、ヤング・ペッパー、ヤング・マスタード、リトル・ペッパー、リトル・マスタード」 | 胴長ボディ |
毛色はペッパー(ブルー系ブラックからシルバー・グレーまで)かマスタード(レッド系ブラウンから薄いフォーン) | 大きな目 |
大きな頭の毛がシルキーで豊富な毛に覆われ、タンポポの綿毛のよう | 絶滅したスコッチ・テリアとオッター・ハウンドが関連しているのではないか、という説 |
スカイ・テリアが関連しているという説 | 足が短い |
ジプシーと共にヨーロッパ大陸からきたダックスフンド(又は似た犬)と土着のヨークシャー・テリアのような犬が関連しているのではないか、という説 | ジプシーで人気の犬だったが、後に王侯貴族の間でも人気が高まり、ビクトリア女王も飼っていた |
賢い | 独立心がある |
体高大体20-28cm | 体重大体8-11kg |