テンターフィールド・テリアって・・・
起源は不明ですが、おそらくルーツはイギリスから渡ってきたテリアと思われます。イギリスには、色々な種類の犬がネズミ狩りに使われていました。その中で小型で素早く動き、スムース・コートのテリア達が船のネズミ捕りとして移民と共にオーストラリアに渡りました。これらのテリアは農場やコンパニオン・ドッグとして広がり小型の犬が選択的に繁殖されたり、他の小型の犬種と交配され、「ミニ・フォクシィ(Mini Foxies)」や「リトル・フォクシィ(Little Foxies)と呼ばれるようになります。
1990年代に愛好家達は犬種として登録しようとしますが、「ミニ・フォクシィ」ではフォックス・テリアのミニチュア版のようで適していないとされ、議論を呼びます。
当時、ミニ・フォクシィの一匹を家族に迎えていたTVパーソナリティのDon Burke氏によって「テンターフィールド・テリア(Tenterfiled Terrier)」と名付る案が出されました。
テンターフィールドは、ニュー・サウス・ウェールズの街「テンターフィールド」に由来しており、このタイプのテリアが多く繁殖されていた場所と言われています。
オーストラリア | 活発 |
様々な色合いがあるが、トライ・カラー、パーティ・カラーが多い。ホワイトに頭部がブラックかブラウン、タンのマーキングがあることも。 | テンターフィールド・テリアとミニチュア・フォックス・テリアは混同されることもあるが、20年以上異なる系統で発展してきたため、現在は別の犬種とされている。 |
コートの手入れが簡単と言われる | フレンドリー |
賢い | 退屈はトラブルの元 |
テリアの気質を持つ | 狩猟本能が強い |
毎日の散歩は欠かせない | 勇敢 |
様々な長さのナチュラル・ボブ・テイルが生まれる場合がある | 忠実 |
体高大体25-30cm | 体重大体3.5-5.5kg |