『犬といると幸せになれる』 -その理由の一つについての記事を紹介します。
犬好きの人は犬を撫でたり、遊んだりすると心が和んだり楽しくなったりしますよね。可愛い犬を見ていると自然と笑顔になってきます。このとき表情だけでなく脳の中でも"幸せ"な反応が起きているそうなのです。研究によると、犬を撫でるとオキシトシンと言われるホルモンがフル回転するそうです。オキシトシンは『信頼のホルモン』、『愛情のホルモン』と言われます。また血圧を下げたり、ストレスや不安に関連するコルチゾールというホルモンの値を下げる助けをするそうです。笑うと更にこの神経伝達物質が興奮するそうで、「笑うのは健康に良い」と専門家達が言うのはこのためだとか。また出産直後、母親のオキシトシン値が急上昇します。オキシトシンの働きは重要で、様々な面で母親と新生児の絆を固めると考えられています。最近の研究ではオキシトシンが傷の治りを早めるようだともいわれています。セラピードッグが効果を発揮している理由もその為かもしれません。何十年も前から犬が病院やリハビリ施設を訪れることで傷の治りを早めるという事例はありましたが、近年は医療科学でもその効果が実証されているということです。また犬との散歩がもたらす効果は運動だけではないようで、犬の散歩をしていると一人で歩いている時よりも人と話す機会が増えるようです。見知らぬ人も可愛い犬を見て笑顔で近づいてきたり話しかけてきたり、飼い主も笑顔になることが多いのでは?犬の散歩がもたらす効果はエクササイズだけではなさそうですね!参照:USA Today