歴史
ブラッドハウンドの詳細な歴史は不明だが、大変古くから存在する犬種で3世紀ごろの歴史書(著Claudius Aelianus)に既にブラッドハウンドと思われる犬の記述があるというが、現在のブラッドハウンドの祖先は、7~8世紀のベルギー(フランス起源)サン・ユーベル修道院で生まれたセント・ヒューバート(St.Hubert Hounds)と言われる。また十字軍によって(コンスタンティノープル/現イスタンブール)からヨーロッパに持ち込まれた血統なども現在のブラッドハウンドの元になっているようだ。12世紀ごろにイングランド(イギリス)に持ち込まれ貴族の間で猟犬として発展していった。(現在でもブラッドハウンドのことをSt.Hubert Houndsと呼ぶ国、地域がある。)現在のブラッドハウンドはほぼイングランドで形成されたが、アメリカにおいても大きく発展し、疲れを知らず証拠を正確に追跡する能力は裁判所でも認められている。名前のブラッド(Blood)は「血」や「血痕」を追うからではなく、おそらく"blooded"で「純血のハウンド」や「高貴な血統の犬」の意味と思われる。被毛
色:ブラック・アンド・タン、レバー・アンド・タン、レッド。まれに胸、足、お尻に白い斑がある。
ダブルコート(全天候型。季節変わり目などは抜け毛が増える。通常の被毛の手入れは定期的なブラッシングでよい。)
ストレート