歴史
ボクサーは1830年代に"ブレンバイサー"と呼ばれる犬と、イギリスからやってきたブルドッグから発展した。1895年にドイツ・ミュンヘンでボクサー・クラブが誕生。その後1900年代に初めの犬種スタンダードができた。ブレンバイザーはマスティフ系の犬で長い間、猟犬として活躍していた。強い顎を持っておりハンターが到着するまで獲物を離さずにいられたという。また強い顎は「牛いじめ」の闘犬としても使われたことからブレンバイザー=「雄牛を噛む犬」と呼ばれた。サイズはいくつかあり、その中で北ベルギーにあるブラバント州(当時)で生まれたスピードがある小型のブレンバイザー(Brabanter Bullenbeissers)がボクサーの祖先であるといわれている。また当時のイングリッシュ・ブルドッグの体つきは現在見られるブルドッグよりも、ブレンバイザーや現在のボクサーに近かったそうだ。被毛
色:フォーン(薄いタン~赤褐色まで様々)、ブリンドル(黒のストライプ)。顔が黒い。ホワイトのマーキングがある場合もある。また全体の20%ほどのボクサーは白、又は白にフォーンのスポットなどの毛を持つ。難聴になる確率がフォーン、ブリンドルと比べ若干高いため繁殖をさせるべきではないが、全ての白系ボクサーが難聴なわけではないし、もちろん性格などフォーン、ブリンドルと変わらず家族の一員として暮らせる。日焼け(ヤケド)、皮膚ガンの心配があるため日差しが強い時には気をつけてあげる。
シングルコート(束になって抜けるようなことはないが抜け毛はある)
ストレート(短毛でスムース、艶がある)