犬は人間の言葉を理解している？

アメリカにあるウォフォードカレッジ(Wofford College )になんと１０００個以上の物の名前がわかるワンちゃんがいるそうです！

ドイツで数百の物の名前を理解する犬がいることがわかったのをうけ、犬はどこまで多くの言葉を理解できるか、「物を取ってくるコマンド」としてではなく「物の名前」として理解をしているかいう点を徹底的にリサーチした結果によるもの。

研究者のワンちゃん“チェイサー”は、3年間で1022個もの名詞を学習したそうです。まだまだ覚えることが出来たはずですが、研究者の時間的都合上この学習はストップ。この実験は広範囲の語彙を正確に理解しているか注意深くコントロールして行われたそうです。研究者によると、チェイサーは人間の言語を受け入れて学ぶ為に必要な下記の能力を備えていることが証明されたといっています。

　　・1022の物の名前を表す音を区別する能力

　　・視覚的に沢山の物を区別する能力

　　・広範囲に及ぶ語彙

　　・聞いたこと、見たことに関連して覚えることの出来る記憶力

次にチェイサーは「名詞」と「コマンド」の違いを理解しているかどうかについて。「名詞」は「コマンド」ではないとわかっているかをテストする為、名詞をランダムに組み合わせて「持って来い」の指示を出して実験。チェイサーが自分で考え、正しい物を選んで持ってくることが出来るかをみるもの。チェイサーは特別な訓練をしなくても、毎回正しい物を選んで持ってくることが出来たそうです。この実験でチェイサーは、名前は特定の「物」をさしていること、出される指示はその「物」に関連した別のアクションであると理解していることがわかります。

続いての実験は、カテゴリーや共通の名前というものを理解しているかどうか。これについても、チェイサーは1022個の物の中から遊んでも良い物を“Toy おもちゃ”というカテゴリーの名詞で覚えたそうです。これで個々に名前を持つ物を、ひとつの“Toy おもちゃ”というラベルで覚えているということになります。また、その中から更に“ボール”と“フリスビー”という分類でも覚えることが出来たそうです。

また別の実験では、チェイサーは消去法によって物の名前を連想することが出来たそうです。この方法で覚えた名前の場合は長い間覚えるのは難しいようですが、それは人間の子供に同じように見られる事だそうです。

実験の様子はこちら。

昔から人間と暮らしてきたワンちゃん。人間とコミュニケーションをとる為に驚くべき能力を身に付けてきたのですね。

犬は人間の言葉を理解している？

World Dog Breeds

名付けアイディア

名付け-外国語編

名付け-テーマ別

名付け-日本語編

世界の犬種

犬種別

Life With Dogs

特徴別

子犬

シニア犬

犬の研究・調査

犬の映画

留守番

しつけ＆役立つ情報

よく似た犬種

犬に関するWhy？What？How？

wanwans情報部

Trending

New Articles