発作を察知!飼い主を見守るヒーロー犬
posted by Wanwans, March 27, 2023ロサンゼルスの動物虐待防止協会(SPCALA)による第30回ナショナル・ヒーロー・アワードが発表され、5歳になるシャイロ・ジャーマン・シェパードのベア君が選ばれた。ベア君は3年前、テキサスのシェルターにいたところをデビー・ジェスラーさんにレスキューされ新しい家族として迎えられた。昨年の5月、デビーさんは自宅の庭で発作を起こし、足元にあった段差から落ち頭を打って意識を失ってしまったという。飼い主の危機にベア君は近所にある家のドアというドアを引っかき助けを呼んだが、気付く人はいなかった。そこに地域の動物管理局員のトラックが通りかかったのを見つけたベア君は一直線にトラックの前に飛び出し、頭を激しく振ったそうだ。管理局員は犬が癲癇を起こしているのだと思い保護しようと追いかけたところ、デビーさんの事態に気がついたそうだ。すぐに救急車が呼ばれデビーさんが乗せられると、ベア君も迷うことなく同乗したという。ベア君はサービス・ドッグとしてのトレーニングを受けたわけではないのに、デビーさんが発作を起こしそうになる前触れのようなものを感じとる能力を独自に発達させたようだという。デビーさんが発作を起こしそうになると薬を飲むように知らせたり、薬をくわえて持ってくるそうだ。デビーさんによると、自宅の庭で発作を起こして倒れた時も事前にベア君はデビーさんに発作がくるのを教えていたという。しかし待っていた手紙を取りにベア君の警告を無視して郵便受けに向かってしまったそうだ。一日も休まずに飼い主の身を見守り続けているシェルター出身のヒーロー犬。犬を"購入"する前に「運命の犬」の里親になることを考えて欲しい、とデビーさんは語る。
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