
タイタニック号に乗っていた犬たち Wanwans, March 27, 2023
今から100年前、1912年4月14日の夜タイタニック号はイギリス・サウサンプトンからニューヨークに向かう途中で氷山にぶつかり、翌朝15日に大西洋に沈んでいった。この事故で乗客のほぼ3分の2、1514名が命を落としたといわれている。タイタニック号には少なくても12匹の犬たちも乗船していたという。その中で生き残ったのは3匹。2匹がポメラニアン、1匹はレディいう名前で飼い主の毛布に包まれて生き残ったそうだ。もう1匹はスン・ヤトセン?(Sun Yat-sen)という名前のペキニーズだという。タイタニック号の悲劇の一つに救命ボートが乗客分なかったことは有名である。どうやって3匹の犬たちが数少ない救命ボートに乗り生き残れかというと、おそらく生き残った3匹は小型犬で他の乗客達の目にもつかなかったのではないかという。また犬たちは貨物として船の一部に設けられた小屋に預けられていたそうだが、一部の著名な人物達の小型犬は乗客と共に部屋で過ごしていたため共に避難できたということもあるだろう。タイタニック号に乗っていた犬にまつわる悲しい話の一つに、グレート・デーンに関するものがある。アン・エリザベス・アイシャムさんという女性の愛犬でアンさんは毎日愛犬のグレート・デーンがいる小屋に行き可愛がっていたそうだ。アンさんは避難をしなければいけない時にも愛犬の小屋に行き、一緒に連れて行きたいと申し出たそうだ。しかしスタッフは大きすぎるため犬は連れて行けないと告げたという。すると彼女はその場に残ることを選んだそうだ。数日後に大きな犬にしがみついている女性の亡骸がクルーにより発見されたそうだ。船の乗船記録や目撃者達からその女性はアンさんだと考えられるという。タイタニック号に乗船していた犬には、エアデール・テリア、キング・チャールズ・スパニエル、トイ・プードル、フォックス・テリア、フレンチ・ブルドッグ、グレート・デーンなど少なくても12匹がいたそうだ。他にもう一匹、Rigel(リゲル)という名前のニューファウンドランドが助かったという記事がタイタニック号の事故からすぐにニューヨークの新聞(New York Herald)に掲載されていたそうだ。新聞によるとリゲルは冷たい海の中、1隻の救命ボートの近くを泳いで助けを待っていたという。そして救助隊が暗闇の中やってくると吠えて場所を知らせたそうだ。ただこれが実話かどうか証拠がないらしくタイタニック号で生き残った犬は3匹とされている。
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参照:Yahoo News
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