バルビー Wanwans, updated on June 18, 2012
バルビーは水鳥を見つけたり回収したりなどの猟犬としてフランス貴族達の猟にはいつも付いていったといいます。フランスの湿地帯や河口などで多く活躍しており、「バルビーのように泥まみれ(crotté comme un Barbet)」というフランス語表現が生まれています。またポーチュギ-ズ・ウォーター・ドッグのように船乗りたちのアシスタントとしても活躍していたといいます。
歴史バルビーはフレンチ・ウォーター・ドッグとも呼ばれ古い歴史を持っています。祖先犬についてははっきりとはわかっていませんが、紐状のコートを持つ牧畜犬ではないかといわれています。1570年にDr Johannes Caiusというエリザベス女王の医者だった人物の"De Canibus Britannicus"と題した論文の中でセター、ウォーター・ドッグ、スパニエルを含む水鳥猟犬として分類されているそうです。(初めてバルビーが言及されている書物は1387年、ガスコーニュの伯爵が書いた本ではないかともいわれます)1758年に出されたGeorge Louis Buffon伯爵の"Histoire Naturelle"には当時知られていた30種近い犬が載せられているといい、Buffon伯爵はスパニエルとバルビー(グラン・バルビー)は明らかに違う犬種としています。また小型のスパニエルとバルビー(グラン・バルビー)を掛け合わせたプティ・バルビーもいるとしています。19世紀に入りドッグ・ショーが開催され始める以前は、バルビーは地域や仕事内容などにより様々な名前をもっており、イギリスでは"グレート・ウォーター・ドッグ(Great Water Dog)"、ドイツでは"プーデルフンド(Pudelhund)"、フランスでは"バルビー(Barbet)"や"カニシェ(Caniche)"と呼ばれていたといいます。(カニシェは現在のプードルのことで、バルビーがプードルの祖先ではないかと言われています)バルビーはブリアード、ニューファウンドランドなど様々な犬種の作出に貢献したと言われていますが、20世紀前~中頃に一時絶滅の危機に瀕しました。その後熱心な愛犬家の努力により徐々に復活を遂げ、現在は北アメリカなどでも人気が高まってきている犬種です。World Dog Breeds関連ガイド about world dog breeds名付けアイディア犬の名付けに迷ったらここをチェック!名付け-外国語編名付け-テーマ別名付け-日本語編世界の犬種犬種別犬にはどんな種類があるの?犬種別の特徴や違いをチェック!Life With Dogs犬と一緒に暮らす際に役立つ情報を集めました。特徴別得意なことや苦手なこと、見た目やサイズなど、傾向や特徴ごとに犬種を一挙に紹介子犬シニア犬シニア犬のお世話や暮らし方など犬の研究・調査犬について知らないことがいっぱい!犬についての新しい研究や調査結果をチェック!犬の映画犬が出てくる映画をチェック留守番犬をお留守番させる時に役立つ情報しつけ&役立つ情報しつけやお手入れに役立つ情報をまとめましたよく似た犬種ちょっと見ただけでは区別がつきにくいよく似た犬種。共通点と違いをリストで比較!犬に関するWhy?What?How?犬の体ってどうなってるの?犬の行動に隠された意外な意味は?犬について詳しくなれる記事やニュースの一覧! wanwans情報部TrendingThe most popular articles on Wanwans in the past day.New ArticlesRecent posts or updates on Wanwans. Site Map
参照:Tree Beard Barbets、AKC
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