基本ルール
犬に吠えないように教える時に基本となることがあります。- どうして吠えるのかを考えてみる吠える理由は犬によって違うはずです。どういう時に吠えるのか、ボディ・ランゲージはどうかなど、どんな気持ち(理由)で吠えているのかを観察してみて下さい。
- 吠えている犬に大きな声で怒鳴らない犬から見るとあなたも一緒になって吠えているように感じてしまいます。
- 犬を混乱させない一貫した態度をとる家族全員でトレーニングを行い吠える愛犬に同じ態度をとってください。時と場合によってとる態度が変わると犬は混乱してしまいます。
- 忍耐勝負一夜にして吠えなくなるようなことはありません。焦らず少しずつ訓練してください。
- 沢山運動をさせるいっぱい運動して疲れた犬はリラックスして過ごすことができます。犬に合った運動と知的な遊びを取り入れてみてください。
吠えるのを止めさせるための方法
飼い主が望まない"愛犬の吠える行為"を止めさせるには?タイプ | 対処法(トレーニング例) |
①大きな音などに吠える | 『静かに』のコマンドで吠えるのを止めるようにトレーニングする。矛盾しているように思えますが、このトレーニングは「吠えること」を教えてから「静かにすること」を教えます。使うコマンドは家族で共通したもの、例えば吠えさせる際には「スピーク」や「吠えて」など、静かにさせる時には「クワイエット」や「静かに」などと決め使って下さい。(コマンドには日常生活であまり使わない単語の方が犬の混乱を防ぎます)
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②他の犬に向かって吠える | 犬を吠える対象に慣れさせる。例えば、犬を飼っている友達に協力してもらう方法。
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③怖がって吠える | 「怖くない」ことを教えてあげる。犬は信頼出来る飼い主さんの気持ちを感じて行動するといいます。怖がる犬を心配な気持ちで撫でたり、ストレスを感じて吠える犬を止めようとするよりも、飼い主さんは普段と態度を変えず「何でもない」ことを示してあげてください。(犬が怖いと思う対象によりますが)犬が安全と感じる場所を用意してあげるのもいい方法です。また犬と一緒に色んなところに出かけ、様々な人や環境に慣れることも良い方法です。参考雷が怖い犬を助ける6つの方法犬を安心させるボディ・ラップの作り方犬にとっての悪夢<恐怖・パニック・攻撃> |
④留守番をしている時に吠えている | 分離不安によるストレスを感じている場合も。参考分離不安とは?愛犬を助ける4つの方法 |
⑤自分に注意を向けたい | 吠えることでは要求が通らないことを教える。要求吠えをする犬は吠えた時に人が注意を向けると(叱ることでも)吠えるのをやめます。しかし吠えて要求が通ることを覚えてしまい、犬が人に指示を与える形を作ってしまいます。(ドアを開けて欲しい時など一声吠えるように訓練しているなどではない場合)
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⑥興奮して吠える | 吠えている時にご褒美となる行動をとらない。散歩に行くことがわかると吠えるなどの場合、興奮している間は無視をしてください。落ち着いたらリードを付けるようにし、玄関を出る時には犬が落ち着いた状態で。犬の興奮が高まったまま外に出ると引っ張ったりなどの問題も出てきます。 |
⑦退屈で吠える | 年齢や犬の種類にあった運動を身体的な運動だけではなく、知的なゲームなども犬に刺激を与える良い方法です。またドッグ・パークなどに連れて行き犬友達を作るのも愛犬の思いっきりエネルギーを発散させることが出来ます。参考愛犬を運動させる6つの方法愛犬と遊ぶ!簡単ゲームのポイント&アイディア<かくれんぼ編><宝物探し編><お片づけ編><フラフープ編><ドア閉めゲーム編><タッチ!ゲーム編> |