ポイント
犬がオシッコしてしまった理由は?
子犬は長時間オシッコを我慢できません。トイレ・トレーニングが出来ていないだけなのか、またはお留守番が苦手など何か別の理由があるかもしれません。原因を突き止めて対処することが今後に繋がります。犬が決められた場所以外でオシッコをしてしまっても叱らない
スチームクリーナー(高温になるもの)は避ける
高温を使うとたんぱく質が硬化し繊維と結びつきニオイ、染みが取れなくなってしまいます。可能な物は洗濯、持っていればウェット式掃除機などで洗浄
アンモニアが入っている洗剤は使わないようにする
使用する場所や物によっては傷める場合もあるので注意!
必ず使用前に使えるアイテムか確認の上、目立たないところでテストするなどして下さい。(新聞紙もインクが落ちるので擦ったり放置には注意!)汚れはカーペットの表面だけ?
繊維の中や裏に染みている場合も徹底的に落とさないとニオイは残ります。アイディア
<オシッコしてすぐの場合>
吸い取れるだけ吸い取る!使う物:新聞紙やペーパータオル、古い布など水分を吸収するもの
- 新聞紙やペーパータオルを重ね、可能な場合はカーペットの下にも置いて上下から吸い取るようにする
- 上から軽くたたくなどして繰り返して行い、尿が乾く前に出来るだけ水分を取り除く
- オシッコを吸い取った紙を一時的にも犬のトイレに置く(犬にトイレの場所を教える目的なので省略可)
- 水分を出来るだけ取り除く
- オシッコをしたエリアに重曹をたっぷり目に振り掛け、暫く置く
- 掃除機で吸い取る(掃除機によっては重曹がフィルターに詰まるので注意!)
<時間が経過している場合>
オシッコをしてしまった場所を特定する!おしっこをしている現場を目撃している場合は探すまでもないのですが、「においがするけど場所が特定出来ない!」ということも。鼻を使って特定する方法以外にこんな方法もあります。使う物:ブラックライト(UVライト)、紐やチャコペンなど
- 部屋の電気を消してブラック・ライトで照らすオシッコをした部分が光ります。古いオシッコも弱くはありますが光るようです。(漂白成分やジュースなどでも光ります)
- エリアが特定出来たら紐で囲う、水で消えるチャコペンなどでマークする電気をつけた後もわかり易くなります。
- お酢1に対し水2~3で薄めたものをエリアにスプレー、又は布で覆う(クエン酸を使う場合、製造者の使用法に沿って使って下さい)
- ブラシなどを使って上からたたき、カーペットの繊維に届くようにする
- 水分を新聞紙やペーパータオルで吸い取る
- エリアがほとんど乾いたら重曹*をたっぷり目にふりかけ、暫く置く
- 重曹を掃除機で吸いとる
酵素を働かせるには体温と同じくらいのぬるま湯を使うのが良いようです。
また前に使った洗剤などがカーペットに残っていると酵素の力を弱めてしまうこともあるようです。
酵素系のクリーナーを使う場合、製造者の使用方法に従ってください。
<染みを落とす、除菌する>
過酸化水素の力で落とす使う物:オキシドール**(3%未満の過酸化水素水)、食器用洗剤、重曹、ブラシや布など、掃除機
- 汚れを取る処理後、エリアに重曹をまく
- オキシドール120ml、食器用洗剤5mlを混ぜ、ゆっくりと重曹の上にかける(スプレーしてもOK)
- ブラシや布を使いカーペットの繊維に染み渡るようにする
- 重曹が水分を吸収し乾いたら、掃除機で吸い取る